長崎では６月上旬に梅雨入りしましたが、空梅雨が続いた状態でした。
しかし、今週から本格的な雨が降るそうです。
そこで、今後大雨や台風による水災被害の備えの一つとして、「洪水警報の危険度分布」を紹介します。

来月の7月4日から、気象庁のホームページで、雨による災害発生の危険度の高まりを評価する技術（土壌雨量指数、表面雨量指数、流域雨量指数）を活用して、大雨・洪水警報及び大雨特別警報を改善するとともに、「大雨警報（浸水害）の危険度分布」及び「洪水警報の危険度分布」の提供を開始するそうです。

このことにより、指定河川洪水予報の発表対象ではない中小河川における急激な増水による危険度の高まりが確認でき、水位が急上昇する前の早い段階から避難準備・高齢者等避難開始等の発令が可能となります。

災害はいつ起こるかわかりませんが、事前の準備によって災害の危険性をできる限り減らしておくことが大切です。
今一度、防災グッズの準備や避難場所、連絡手段の確認などをされてみてはいかがでしょうか。

気象庁HP　洪水警報の危険度分布
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/riskmap_flood.html

東京海上日動　災害時の心がまえ
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/egao/sonae/attitude.html

松尾 恭輔